※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(3月31日実施、上位2選手が五輪出場枠を獲得、日本代表:荒木田進謙=専大クラブ)
出場枠を取っているのはモンゴルだけ。
五輪V3を狙い2010年世界選手権2位のアルトゥール・タイマゾフ(ウズベキスタン)のほか、2008年北京五輪3位のカザフスタン、2009年世界2位のイランも未取得。強豪が残っている。
2008年北京で五輪2連覇を達成したアルトゥール・タイマゾフ
【ウズベキスタン】
2004年アテネ・2008年北京両五輪を制し、休養のあと2010年世界選手権2位、同年アジア大会と2011年アジア選手権で優勝しているアルトゥール・タイマゾフの出場が予想される。昨年の世界選手権は3回戦で米国選手に敗れて8位。五臨時は33歳になるが、強さは健在だ。
【イラン】
2008年北京五輪5位で、2009年世界選手権2位のファーディン・マソウミの出場が予想される。2月のアジア選手権には出場しなかったが、ヤシャ・ドク国際大会(トルコ)に出場して2位と実力を見せている。
【カザフスタン】
2004年アテネ五輪4位・2008年北京五輪3位のマリド・ムタリモフ(Marid Mutalimov)の出場が決まっている(カザフスタン協会ホームページ)。昨年の世界選手権は2回戦で米国に敗れたが、アジアで優勝を狙える実力は十分にあるだろう。
【中国】
2008年北京五輪の代表で身長200cmのリアン・レイ(Liang Lei)の出場が予想される。2010年アジア大会3位、今年2月のアジア選手権2位の実力を持つ。
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3月17日にエントリーが判明し、2011年アジア選手権3位のデン・ジウェイ(Deng Zhiwei)が出場へ。