※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンのハンガリー・グランプリ最終日は2月7日、ハンガリー・ソンバトヘイで4階級が行われ、59kg級は日本選手同士の決勝へ。全日本2位の長谷川恒平(青山学院大職)が全日本王者の太田忍(日体大)を2-2のスコアながら、ラストポイントによって勝ち、優勝した。2014年アジア大会(韓国)に続く優勝で、2012年ロンドン・オリンピックのあと、出場した3つの国際大会すべてで優勝となった。
長谷川は初戦の2回戦からポーランドとクロアチアの選手を撃破。準決勝で昨年の世界選手権8位のワン・ルミン(中国)にも勝ち、決勝で日本人対決を制した。昨年優勝の太田は米国2選手を破るなどして決勝へ進んだが、長谷川に敗れた。
98kg級の斎川哲克(栃木・足利工高教)は初戦の2回戦でバーレーン選手に1-2で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。(撮影=元木康年監督)
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◎男子グレコローマン
【59kg級】長谷川恒平(青山学院大職) 優勝=21選手出場
決 勝 ○[2-2]太田忍(日本)
準決勝 ○[8-2]Wang Lumin(中国)
3回戦 ○[フォール、5:29=5-0]Ivan Lizatov(クロアチア)
2回戦 ○[Tフォール、1:09=10-0]Dawid Szkodziski(ポーランド)
1回戦 BYE
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【59kg級】太田忍(日体大) 2位=21選手出場
決 勝 ●[2-2]長谷川恒平(日本)
準決勝 ○[フォール、1:25=2-2]Ildar Hafizov(米国)
3回戦 ○[Tフォール、3:55=8-0]Dawid Ersetic(ポーランド)
2回戦 ○[11-7]Ryan Mango(米国)
1回戦 BYE
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【98kg級】斎川哲克(栃木・足利工高教) 15位=20選手出場
2回戦 ●[1-2]Mohamed Abdelfatah(バーレーン)
1回戦 BYE