※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
3月31日日(金)~4月1日(日)にカザフスタン・アタナスで行われるロンドン五輪予選第2ステージ、アジア予選に男女13選手を派遣する。
この大会は、各階級とも昨年9月の世界選手権(トルコ)で五輪出場枠を取れなかった国の選手によって争われ、出場枠を取った男子フリースタイル60・66kg級、女子48・55・63kg級は派遣しない。
各階級とも2位までの選手に出場枠が与えられる。日本協会の定めた規定により、派遣全階級で全日本王者が出場する男子は、出場枠を取った段階で五輪の日本代表に決まる(注・正式決定は日本協会理事会)。
女子については、女子強化委員会は浜口京子選手が代表枠を取った段階で五輪の日本代表に推薦することを決めており、3月20日の日本協会理事会でその選考方法が正式決定される見込み。
チームは男女とも3月26日(月)に、男子は韓国、女子はドイツ経由でカザフスタンへ向かい、男子は4月2日、女子は3日に帰国する。
大会日程、派遣選手、アジアの五輪出場枠獲得国は下記の通り。
◎大会日程
3月30日(金) : 男子フリースタイル55・60・66・74・84・96kg級
31日(土) : 男子フリースタイル120kg級、男子グレコローマン55・60・66・74・84kg級
4月1日(日) : 男子グレコローマン96・120kg級、女子48・55・63・72kg級
◎役員
【男子総監督】佐藤満(専大教)、【テクニカルディレクター】久木留毅(専大教)
【男子フリースタイル監督】田南部力(警視庁)、【同コーチ】井上謙二(自衛隊)、小平清貴(警視庁)
【男子グレコローマン監督】伊藤広道(自衛隊)、【同コーチ】元木康年(自衛隊)、松本慎吾(日体大教)
【女子監督】木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、【同コーチ】齋藤将士(警視庁)
【ドクター】小松裕(国立スポーツ科学センター)
【トレーナー】川崎淳(ハンズコーポレーション)
【帯同審判】芦田隆治(大阪・大阪工芸高教)、本田原明(自衛隊)
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◎選手
【男子フリースタイル】
▼55kg級 湯元進一(自衛隊)
▼74kg級 高谷惣亮(拓大)
▼84kg級 松本篤史(ALSOK)
▼96kg級 磯川孝生(徳山大職)
▼120kg級 荒木田進謙(専大クラブ)
【男子グレコローマン】
▼55kg級 長谷川恒平(福一漁業)
▼60kg級 松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)
▼66kg級 藤村義(自衛隊)
▼74kg級 鶴巻宰(自衛隊)
▼84kg級 天野雅之(中大職)
▼96kg級 斎川哲克(両毛ヤクルト販売)
▼120kg級 新庄寛和(自衛隊)
【女子】
▼72kg級 浜口京子(ジャパンビバレッジ)
◎男子グレコローマン・アジアの出場枠獲得国
国 名 | 55 | 60 | 66 | 74 | 84 | 96 | 120 | 計 |
中 国 | ○ | 1 | ||||||
北朝鮮 | ○ | 1 | ||||||
イラン | ○ | ○ | ○ | 3 | ||||
カザフスタン | ○ | ○ | ○ | 3 | ||||
韓 国 | ○ | ○ | 2 |
◎男子フリースタイル・アジアの出場枠獲得国
国 名 | 55 | 60 | 66 | 74 | 84 | 96 | 120 | 計 |
日 本 | ○ | ○ | 2 | |||||
イラン | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 | |||
カザフスタン | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 | |||
モンゴル | ○ | 1 |
◎女子・アジアの出場枠獲得国
国 名 | 48 | 55 | 63 | 72 | 計 |
日 本 | ○ | ○ | ○ | 3 | |
中 国 | ○ | ○ | 2 | ||
カザフスタン | ○ | ○ | 2 | ||
北朝鮮 | ○ | 1 | |||
モンゴル | ○ | 1 |