2012.02.17

【アジア選手権第2日・成績】村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)が優勝、宮原優(同)が銀メダル

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

アジア選手権第2日は2月17日、韓国・亀尾で男子グレコローマン2階級と女子3階級が行われ、女子55kg級の村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)が優勝、同51kg級の宮原優(JOCアカデミー/東京・安部学院高)が2位、同48kg級の登坂絵莉(愛知・至学館高)が3位となった。

 55kg級の村田は、初戦の2回戦でインド選手、準決勝でモンゴル選手を撃破。決勝は昨年5位のティ・ディエウ・ニン・トラン(ベトナム)にフォール勝ちした。

 51kg級の宮原はキルギス選手、インド選手を連破して決勝へ進出。しかし、2004年アテネ五輪48kg級代表で、一昨年のこの大会51kg級優勝の李絵(中国)に0-2で敗れた。48kg級の登坂は初戦で昨年の世界選手権3位の趙沙沙(中国)に敗れたあと、敗者復活戦を勝ち、3位決定戦でモンゴル選手を破った。

 男子グレコローマン120kg級の前川勝利(早大)は3位決定戦で2010年アジア大会3位のムラディン・ツイチエフ(タジギスタン)に敗れて5位。同96kg級の山本雄資(警視庁)は2回戦で2010年アジア大会3位のアン・チャングン(韓国)に敗れ、敗者復活戦へ回れなかった。

 男子グレコローマンはこの日で終了。前日に60kg級の倉本一真(自衛隊)と74kg級の金久保武大(ALSOK)が取った銀メダルが最高だった。国別対抗得点は45点で、カザフスタン同点ながら金メダルの数の差で5位だった。

 各選手の成績は下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 【96kg級】山本雄資(警視庁)    8位=13選手出場
2回戦 ●[1-2(2-0,1-4,0-1)]An Chang-gun(韓国)
1回戦 ○[2-1(0-1,3-0,2-0)]Ashok Kumar(インド)

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 【120kg級】前川勝利(早大)   5位=11選手出場
3決戦  ●[0-2(0-2,0-1)]Muradyan Tuichiev(タジギスタン)
準決勝 ●[0-2(0-1,0-2)]Kim Yong-min(韓国)
2回戦  ○[2-0(1-0,2-0)]Chen Wei-Lin(台湾)
1回戦  ○[2-0(1-0,1-0)]Rishi Pal(インド)

 


 ◎女子

 【48kg級】登坂絵莉(愛知・至学館高)   3位=10選手出場
3決戦  ○[2-0(2-0,3-1)]Narangerel Erdenesukh(モンゴル)
敗復戦 ○[2-0(6-3,3-0)]Nguyen Thi lua(ベトナム)
1回戦  ●[0-2(3-6,1-3)]Zhao Shasha(中国)

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 【51kg級】宮原優(JOCアカデミー/東京・安部学院高)   2位=7選手出場
決  勝 ●[0-2(0-1,2-3)]Li Hui(中国)
準決勝 ○[2-0(5-3,4-0)]Neha Neha(インド)
1回戦  ○[フォール、1P(F7-0)]Rozaliia Tilgenova(キルギス)

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  【55kg級】村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)   優勝=9選手出場
決  勝 ○[フォール、2P(1-0,F3-0)]Thi Dieu ninh Tran(ベトナム)
準決勝 ○[2-0(5-0,3-0)]Sumiya Erdenechimeg(モンゴル)
2回戦  ○[フォール、1P(F5-2)]Geeta Geeta(インド)
1回戦   BYE