2015.11.05

2015年世界チャンピオン(11)…男子グレコローマン71kg級/ラスール・チュナエフ(アゼルバイジャン)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

【男子グレコローマン71kg級】
ラスール・チュナエフ(アゼルバイジャン=Rasul Chunayev)

(撮影=矢吹建夫)

 1991年1月7日生まれ、24歳。2008年に欧州カデット選手権58kg級優勝。翌年は18歳にしてシニアのワールドカップに抜てきされるなど台頭した。

 2010年に欧州ジュニア選手権や世界学生選手権の66kg級で優勝し、世界ジュニア選手権では3位へ。2011年も世界ジュニア選手権で3位となった。

 2012年は66kg級ロンドン・オリンピックの世界予選第1戦に出場したが、勝ち抜くことはできなかった。

 2013年はユニバーシアード66kg級で優勝したあと、ゴールデンGP決勝大会同級で優勝。階級区分変更を機に2014年から71kg級で闘い、欧州選手権2位、世界選手権3位へ。2015年はさらに飛躍し、欧州大会優勝のあと、世界選手権でも優勝した。

■ラスール・チュナエフの2015年世界選手権成績
決  勝 ○[6-4]Armen VARDANYAN(ウクライナ)
準決勝 ○[Tフォール、2:46=8-0]Tsimur BERDYIEU(ベラルーシ)
3回戦  ○[Tフォール、3:57=9-0]Justin Dashaun LESTER(米国)   
2回戦  ○[Tフォール、2:35=9-0]Adam KURAK(ロシア)   
1回戦  ○[Tフォール、5:19=9-1]Franck HASSLI(モナコ)

【世界選手権1~5位選手】
[1]Rasul Chunayev(アゼルバイジャン)
[2]Armen Vardanyan(ウクライナ)
[3]Adam Kurak(ロシア)
 〃  Zackarias Tallroth(スウェーデン)
[5]Timur Berdiev(ベラルーシ)
 〃  Mathias Maasch(ドイツ)