※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2012年アジア選手権は2月16日、韓国・亀尾で開幕。男子グレコローマン5階級が行われ、60kg級の倉本一真(自衛隊)と74kg級の金久保武大(ALSOK)が銀メダル、55kg級の田野倉翔太(日体大)が銅メダルを獲得した。(写真:金久保=左=と倉本)
60kg級の倉本は初戦の2回戦で2010年アジア選手権2位のウー・セウンヤエ(韓国)を破るなどして決勝へ進出し、決勝で2008年アジア選手権3位のイェルボル・コニラトフ(カザフスタン)と対戦。第1ピリオドを先制したものの、1-2で敗れた。
74kg級の金久保は1、2回戦を順当勝ちしたあと、準決勝で2007年アジア選手権2位の実績を持つアセト・アディロフ(カザフスタン)を2-0で破って決勝へ。しかし、2010年世界ジュニア選手権3位のハジ・アリザデフ(イラン)に0-2で敗れた。
55kg級の田野倉は準決勝で2011年世界ジュニア選手権3位のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)に敗れたものの、3位決定戦でインド選手を破った。
84kg級の岡太一(自衛隊)は3位決定戦で昨年3位の中国選手に敗れて5位。66kg級の板倉史也(エス・ピー・ネットワーク)は敗者復活戦で敗れた。
各選手の成績は下記の通り。
◎男子グレコローマン
【55kg級】田野倉翔太(日体大) 3位=11選手出場
3決戦 ○[2-0(1-1,3-0)]Jogindar Singh(インド)
準決勝 ●[0-2(0-1,0-2)]Elmurat Tasmuradov(ウズベキスタン)
2回戦 ○[2-0(2-0,1-0)]Margarito Angana(フィリピン)
1回戦 BYE
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【60kg級】倉本一真(自衛隊) 2位=11選手出場
決 勝 ●[1-2(1-0,0-4,0-6)]Yerbol Konyratov(カザフスタン)
準決勝 ○[2-0(1-0,3-0)]Ravinder Singh(インド)
2回戦 ○[2-1(2-1,1-0,1-0)]Woo Seung-Jae(韓国)
1回戦 BYE
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【66kg級】板倉史也(エス・ピー・ネットワーク) 7位=11選手出場
敗復戦 ●[0-2(2-4,0-5)]Ruslan Tsarev(キルギス)
2回戦 ●[0-2(0-1,0-5)]Pan Zheng(中国)
1回戦 ○[2-0(4-0,4-0)]Lu Jen-Chun(台湾)
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【74kg級】金久保武大(ALSOK) 2位=13選手
決 勝 ●[0-2(0-2,0-2)]Hadi asadollah Alizadehpournia(イラン)
準決勝 ○[2-0(3-1,2-1)]Asset Adilov(カザフスタン)
2回戦 ○[2-0(2-1,1-0)]Taha Y. Dhahir AL Salihi(イラク)
1回戦 ○[2-0(1-0,8-0)]Kao Ming-Hung(台湾)
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【84kg級】岡太一(自衛隊) 5位=15選手出場
3決戦 ●[1-2(3-2,0-2,0-1)]Duan Ning(中国)
敗復戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Salah Eddin Oudeh Nezar(シリア)
1回戦 ●[0-2(0-1,0-1)]Habibollah Jomeh Akhlaghi(イラン)