※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
出だしは順調だった高橋侑希(山梨学院大)だが、メダル争いに手が届かず
去年との違いは、参加枠を取るために必死にやっていたこと。やっぱり、オリンピックというのは厳しいんだなと思った。悔いが残る世界選手権になった。ここでオリンピック代表を決めておきたかった。1から国内からの出直しになる。気持ちの整理をしっかりして12月(全日本選手権)に向けてやっていきたい。
今回の収穫は、気持ちの面が大きいと思った。実力は競っているので、そこで勝ち負けを決めるのは気持ち。オリンピックにはそこが重要かな。(世界で勝つために)どの選手にもかかるようなタックルを磨きたい。海外の選手を研究しているけれど、相手も自分のことを研究している。その中で決められる技を磨きたい。
(成績の良かった女子を見ていて)すごく練習している。国内の争いが激しいから、世界選手権でも勝てるんだなと思った。日本のレベルを上げていって、練習していけば(世界でも)勝てると思う。