※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
敗者復活戦を勝ち上がった鴨居正和(自衛隊)だが、あと一歩が続かなかった。
オリンピック階級ではないのですが、チームジャパンとして、明日出場する人のためにもメダルをとって、全日本フリースタイル・チームのやってきたことが間違っていないことを見せたかった。けれども、いつも通り最後守ってしまってダメでした。情けないです。
3位決定戦のブルガリアの選手とは3度目の対戦でした。今回こそは、と思ったけど、(体が)浮いてしまって、自分のレスリングができなかった。相手は体幹が強いので、中途半端に入らないようにした。カウンターも警戒していた。警戒しすぎて入れなかった、それが敗因です。
実力はまだまだですが、オリンピック階級でのチャンスがあれば目指したい。(65kg級の選考が振り出しに戻ったが)帰国して監督やコーチと相談して、(全日本選手権で65kg級に出場するか)決めたい」