※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ラスベガス(米国)、池田安佑美】来年のリオデジャネイロ・オリンピックの出場枠獲得第1次予選となる世界選手権(9月7~12日、アメリカ・ラスベガス)へ向け、2日に現地入りした男子グレコローマンに続いて、9月5日、男子フリースタイルと女子のチームが現地入りした。
長時間のフライトで選手・コーチともに疲れた様子だが、栄和人強化本部長は、ホテルにチェックインすると、すぐさま3スタイルのコーチ陣全員を招集し、緊急ミーティングを行った。
3スタイルの世界選手権が同日程で行われるようになって久しいが、現地の行動は基本的にスタイルごとに分かれていた。女子だけでなく、3スタイルの強化本部長として男子の指導も積極的に行ってきた栄本部長は、3スタイルのコーチ陣を集め、「チーム・ジャパン」として一致団結して指導にあたるように激励した。「全階級、オリンピックの枠を取りに来ている。チーム・ジャパンとして全階級5位以内を目指す」-。
コーチ陣のミーティングが終わると、到着したばかりの男子フリースタイルと女子のチームは、各スタイルに分かれて練習を行った。
![]() 大勢の報道陣の取材の中、成田空港を出発する吉田沙保里(ALSOK) |
![]() ラスベガス入りした女子チーム |