※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※エントリー未発表時点での予想です
無敵の強さが続くか、ミハイン・ロペス(キューバ)
世界選手権を5度、オリンピックを2度制しているミハイン・ロペス(キューバ=33歳)の強さは変わるまい。昨年の優勝のあとも、中央アメリカ・カリブ大会、パンアメリカン大会を制した。優勝候補の筆頭であることは間違いない。
2011年世界選手権でロペスを破って優勝し、昨年2位のリザ・カヤルプ(トルコ=25歳)が再度の打倒ロペスを実現するか。欧州大会で優勝するなど、こちらも絶好調。
フリースタイルで3度世界王者に輝き、グレコローマンに転向して昨年3位に入ったバイリャル・マホフ(ロシア=27歳)、昨年3位で欧州大会も3位に入ったヘイキ・ナビ(エストニア=30歳)、欧州大会2位のサバー・シャリアティ(アゼルバイジャン=26歳)が優勝争いに加わるか。
アジアでは、昨年のアジア大会と今年のアジア選手権を制したヌルマカン・ティナリエフ(カザフスタン=27歳)、アジア選手権は3位だったが、今年のタクティカップを制したバシール・アスガリ・ババジャンザデフ(イラン)らが上位を目指す。昨年の世界ジュニア選手権で5位入賞の園田新(拓大)がこの輪に加われるか。
■UWW(世界レスリング連盟)ランキング=2015年7月末時点
[1]Mijain Lopez Nunez(キューバ)=世界選手権優勝
[2]Riza Kayaalp(トルコ)=欧州大会優勝
[3]Johan Magnus Euren(スウェーデン)=ワールドカップ団体2位
[4]Heiki Nabi(エストニア)=欧州大会3位
[5]Nurmakhan Tinaliev(カザフスタン)=アジア選手権優勝
[6]Beylal Makhov(ロシア)=世界選手権3位
[7]Meng Qiang(中国)=ピトラシンスキ国際大会優勝
[8]Balint Lam(ハンガリー)=ピトラシンスキ国際大会3位
[9]Sergey Semenov(ロシア)=U-23欧州選手権優勝
[10]Sabah Shariati(アゼルバイジャン)=欧州大会2位
■2014年世界選手権成績
[1]Mijain Lopez Nunez(キューバ)
[2]Riza Kayaalp(トルコ)
[3]Heiki Nabi(エストニア)
〃 Beylal Makhov(ロシア)
[5]Lyubomir Dimitrov(ブルガリア)
〃 Eduard Popp(ドイツ)
[7]Johan Magnus Euren(スウェーデン)
[8]Behnam Mehdizadeh(イラン)