※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマン130kg級・園田新(そのだ・あらた=拓大)
園田新(拓大)
【出身クラブ・出身校】滋賀・日野クラブ。滋賀・日野高卒。
【所属】拓大
【身長】186cm
【成績】父・崇さんは日体大の重量級で活躍し、1987年世界エスポアール選手権にも出場した選手。小学校1年生の時からレスリングを始めたが、全国大会の優勝はなく、5年生の時(2005年)の2位が最高。全国中学生選手権でも、3年生の時(2009年)の3位が最高だった。
滋賀・日野高へ進み、2年生の時(2011年)のJOC杯カデット・グレコローマン100kg級で初の全国タイトルを獲得。同年のインターハイ、全国高校生グレコローマン選手権、国体を制し、一気に台頭した。2012年はインターハイで不覚を喫したが(3位)、JOC杯ジュニアを含めて4つの全国タイトルを獲得。世界ジュニア選手権にも出場した(13位)。
拓大では2013年全日本学生選手権で1年生王者へ。世界ジュニア選手権へも出場し(17位)、全日本選手権は2位。2014年に全日本選抜選手権で勝って世界選手権へ出場を果たしたほか、世界学生選手権、世界ジュニア選手権へも出場。後者で5位に入賞した。
ほかに、全日本大学グレコローマン選手権、国体、全日本選手権で勝つなど、完全に第一人者の地位を確立。12月のブラジルカップで2位となり、国際大会で初のメダルを獲得。2015年も全日本選抜選手権で勝ち、2度目の世界選手権出場を決めた。
![]() 2009年全国中学生選手権で3位(右から2人目) |
![]() 2011年全国高校生グレコローマン選手権で優勝(青が園田) |