※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
無念の銀メダルに終わった藤波勇飛(山梨学院大)
藤波は3回戦で欧州ジュニア選手権3位のジョージア(グルジア)選手を、準決勝で1月のヤリギン国際大会(ロシア)3位のザウルベク・シダコフ(ロシア)を5-4で撃破。決勝は昨年の世界カデット選手権とユース・オリンピックの63kg級を制したテイムル・ママドフ(アゼルバイジャン)にラスト14秒まで3-1とリードしていたものの、追いつかれラストポイントによって敗れた。(注=公式記録は3-4となっていますが、ビデオで確認の結果、3-3とします)
藤波は2013年世界カデット選手権(セルビア)、昨年のアジア・ジュニア選手権(モンゴル)に続いて2位だった。
白井は2回戦でユース・オリンピック76kg級3位のアルメニア選手に勝ったものの、3回戦で昨年のアジア・ジュニア選手権3位のゴレイジ・モイタバ(イラン)に黒星。敗者復活戦でイラン選手を破ったものの、3位決定戦はアルセン・アリ・ムサラリエフ(ロシア)に1-5で敗れた。
55kg級の長谷川敏裕(日体大)は初戦の2回戦と敗者復活戦で、アゼルバイジャン、ロシア相手にいずれも1点差で惜敗。120kg級の山本泰輝(拓大)は1回戦と敗者復活戦で連敗した。
男子フリースタイルは「銀1」で、昨年の「銅1」を上回った。国別対抗得点は18点で、9位だった。
各選手の成績は下記の通り。(写真はチーム提供)
◎男子フリースタイル
【55kg級】長谷川敏裕(日体大) 11位=18選手出場
敗復戦 ●[8-9]Badrudinov Khasankhusein(ロシア)
2回戦 ●[2-3]Mahir Amiraslanov(アゼルバイジャン)
1回戦 BYE
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【66kg級】藤波勇飛(山梨学院大) 2位=26選手出場
決 勝 ●[3-3]Teymur Mammadov(アゼルバイジャン)
準決勝 ○[5-4]Zaurbek Sidakov(ロシア)
3回戦 ○[フォール、3:34=6-0]Avtabdil Kentchadze(ジョージア=グルジア)
2回戦 ○[Tフォール、1:03=10-0]Steban Cardona(コロンビア)
1回戦 ○[フォール、0:40=4-0]Omar Ahmed(カナダ)
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【84kg級】白井勝太(日大) 5位=21選手出場
3決戦 ●[1-5]Arsen AliMusalaliev(ロシア)
敗復戦 ○[6-6]Magomedrasul Gazhimagomedov(アゼルバイジャン)
3回戦 ●[Tフォール、5:24=0-11]Goleij Mojtaba(イラン)
2回戦 ○[4-2]Sargis Hovsepyan(アルメニア)
1回戦 ○[Tフォール、4:30=10-0]Patrik Puspoki(ハンガリー)
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【120kg級】山本泰輝(拓大) 8位=14選手出場
敗復戦 ●[Tフォール、3:32=0-10]Krivtsov Ravel(ロシア)
1回戦 ●[Tフォール、3:34=6-18]Amin Taheri(イラン)
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《国別対抗得点》
[1]イラン 62点
[2]アゼルバイジャン 58点
[3]ロシア 49点
[4]米国 40点
[5]インド 30点
[6]ベラルーシ 21点
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[9]日本 18点