※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
今夏のロンドン五輪の代表を決めている63kg級の伊調馨(ALSOK)を含めた女子選抜チームが1月23日、成田空港発のアエロフロート航空でロシア・クラスノヤルスクへ向けて出発した。27~28日に行われるゴールデンGP予選大会「ヤリギン国際大会」に出場する。
木名瀬重夫監督(日本協会専任コーチ)は「オリンピックを照準とする伊調は、試合運びや外国選手相手のパワー対策を課題に臨んでほしい。他の選手は、試合運びうんぬんより、積極的に攻めるレスリングをしてほしい。勝つために小手先の技術に走って小さくならないことを期待したい」と要望した。
現地は昼間でも氷点下20度、30度となる厳寒の地。「そんな状況下でも最高のコンディションをつくることも勉強のひとつ」と話した。
遠征メンバーは下記の通り。
◎役員
【監督】木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)
【コーチ】藤川健治(自衛隊)
【トレーナー】高橋あすか(ファクトリージャパン)
【帯同審判】篠原正樹(静岡・吉原工高教)
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◎選手
【女子】
▼48kg級 入江ゆき(九州共立大)
▼51kg級 川井梨紗子(愛知・至学館高)
▼55kg級 村田夏南子(JOCアカデミー/東京・安部学院高)
▼59kg級 斉藤貴子(自衛隊)
▼63kg級 伊調 馨(ALSOK)
▼67kg級 土性沙羅(愛知・至学館高)
▼72kg級 鈴木博恵(クリナップ)