※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子フリースタイル74kg級
2011年世界選手権優勝 ジョーダン・バローズ(米国=Jordan Burroughs)
1988年8月7日生まれ、23歳(五輪時24歳)。2008年に世界ジュニア選手権66kg級に出場して10位。ネブラスカ大時代の2009・11年に全米大学選手権で優勝。卒業後のフリースタイルででも実力を発揮し、11年4月の全米選手権と6月の世界選手権代表選考会で勝って世界選手権の代表へ。
世界選手権では3回戦で昨年まで2連覇していたデニス・チャーグッシュ(ロシア)を接戦の末に破り、決勝では10年アジア大会王者のサデフ・グダルジ(イラン)を破って世界一となった。
その後、10月のパンアメリカン大会でも優勝。世界選手権に限れば2006年以降優勝者を出せなかった米国の期待の星となった(08年北京五輪では55kg級でヘンリー・セフードが優勝)。
◎2011年世界選手権成績
決 勝 ○[2-0(3-2,4-1)]Sadegh Goudarzi(イラン)
5回戦 ○[2-1(0-2,5-4,3-0)]Ashraf Aliev(アゼルバイジャン)
4回戦 ○[2-0(2-1,1-0))]Ricardo Antonio Robertty Moreno(ベネズエラ)
3回戦 ○[2-1(1-3,1-0,2-1)]Denis Tsargush(ロシア)
2回戦 ○[2-0(3-1.4-2)]Dmitri Rochnyak(ウクライナ)
1回戦 BYE
◎日本選手との対戦成績
=なし=
![]() 世界選手権決勝でアジア大会王者と対戦 |
![]() 最近不振の米国フリースタイルの救世主となれるか |