2012.01.16

【第11回全日本マスターズ選手権】11度目の出場の五位塚悟さんが9度目の優勝

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 第11回全日本マスターズ選手権は1月15日、東京・青少年総合センターで、総勢208選手(マスターズA=22選手、B=32選手、C=27選手、D=17選手、E=12選手、F=14選手、G=8選手、フレッシュマンズ=60選手、女子=9選手、還暦特別試合出場=7選手)が参加して行われた。

 D69kg級では、11年連続出場の五位塚悟さん(山梨・甲府城西高教)が3年連続9度目の優勝を達成。昨年終了時点で朝倉利夫さんと並んでいた最多優勝記録を更新した。

 最高齢の米盛勝義さん(86)は、体調不良により、医師の勧告もあって出場を急きょ取りやめたが、会場に姿を見せたことで出場扱いとし、自らの最年長出場を更新した。

 《各階級の成績》 / 《成績一覧表》

※年齢区分:マスターズA=35~40歳、B=41~45歳、C=46~50歳、D=51~55歳、E=56~60歳、F=61~65歳、G=66歳以上、フレッシュマンズ=30歳以上で社会人になってからレスリングを開始した選手、女子=30歳以上


昨年より1面増えて4面マットで熱戦を展開

常連となった今村房雄さん(千葉・柏クラブ)のタックル

74歳の石川忠雄さん(赤=東京・谷原くらぶ)は特別試合で大沼哲さん(宮城・フリー)と対戦

国際レスリング連盟の国際名誉審判員の内藤可三さんは、還暦特別試合で日本協会の前総務委員長の村本健二さんと対戦。

1988年アジア選手権2位の山下勝さんはB63kg級で優勝

2004年アテネ五輪女子監督の鈴木光さんはE85kg級で優勝

2003年アジア・チャンピオンであり全日本のメンバーだった服部担子さんは女子Bで圧勝優勝

外国選手も参加。フレッシュマンズ85kg級のグリンバーグ・エリックさん(代々木ジュニア)は無念の初戦敗退。