2015.05.13

世界レスリング連盟(UWW)が「スポーツアコード」から撤退へ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 AP通信と共同通信が報じたところによると、世界レスリング連盟(UWW)は国際オリンピック委員会(IOC)と非オリンピック競技を含む国際スポーツ団体が加盟するスポーツアコードとの関係が悪化していることに関し、関係が改善されるまでスポーツアコードからの撤退の方針を示したという。

 UWWは先月、ロシア・ソチで行われたスポーツアコードの総会で、イランの女子ベルトレスリングを公開するなど、スポーツアコードとは良好な関係を築いていた。《関連記事》

 スポーツアコードのマリウス・ビゼール会長がIOCのオリンピック改革を批判したことで、いくつかの競技団体(IF)や国際パラリンピック委員会(IPC)が脱退、あるいは関係停止を表明するなど、両者の関係が悪化した。《関連記事》