※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマン60kg級
2011年世界選手権優勝 オミド・ノルージ(イラン=Omid Noroozi)
1986年2月18日生まれ、25歳(五輪時25歳)。09年世界選手権に初出場して10位。翌10年の世界選手権は9位。この間、10年のワールドカップで個人優勝を遂げる。
10年アジア大会で2004年アテネ五輪王者の鄭智鉉(韓国)を破って優勝。11年にはゴールデンGP予選グルジア大会で優勝といっそう力をつけ、世界選手権でチャンピオンへ輝いた。同選手権の準決勝では再び鄭智鉉を撃破し、決勝では前年3位、同年アジア選手権王者のアルマト・ケビスパエフ(カザフスタン)を破った。
同年12月のプレ五輪は66kg級に出場し、5位に終わった。
◎2011年世界選手権成績
決 勝 ○[2-0(2-0,0-4,6-5]Almat Kebispayev(カザフスタンh)
準決勝 ○[2-1(2-0,0-4,TF6-0)]Jung Ji-Hyun(鄭智鉉=韓国)
4回戦 ○[2-0(2-0,5-0)]Sheng Jiang(盛江=中国)
3回戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Zaur Kuramagomedov(ロシア)
2回戦 ○[2-1(0-2,3-0,2-0)]Konstantin Balitski(ウクライナ)
1回戦 BYE
◎日本選手との対戦成績
年 | 大 会 名 | 場 所 | 内 容 | 相 手 |
2010年 | アジア大会 | 中 国 | ○[2-0(TF6-0=1:51,2-0)]● | 松本隆太郎 |
![]() 2010年アジア大会、アテネ五輪王者を破って優勝 |
![]() 2011年世界選手権 アジア同士の決勝を制して世界王者へ |