※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
帰国便ではサッカーの澤穂希選手とばったり遭遇、2人でゲートを出てきた吉田沙保里選手(ALSOK)
キャンペーンは国際オリンピック委員会(IOC)博物館で、トーマス・バッハ会長(ドイツ)らIOCの要人を前にして行われ、インタビュー、技のデモンストレーション、パネルディスカッションなどが行われた。
吉田は「IOCに女子レスリングをアピールできたのは、普及のためにもよかったと思います。ソフィア(マットソン=スウェーデン、2年連続で世界選手権決勝の相手)らが必死になって女子レスリングを盛り上げようとする姿勢が刺激になりました」と、現地に行くことでキャンペーン大使としての使命感を感じた様子。
ただ、英語を自由に駆使できないため、バッハ会長との対面はあいさつで終わって女子のアピールはできず。「食事は(スーパー8の)8人でテーブルを囲みましたが、なかなか会話に入れなかった。英語は大事だなあ、と思いました」と、ちょっぴり悔やまれることも。今後の目標のひとつに、英会話のマスターが加わったようだ。
キャンペーンは3月8日の女子ワールドカップ(ロシア・サンクトペテルブルグ)最終日まで続き、8人の大使が1週間ずつ活動を報告する。