2014.12.11

2014年アジア大会チャンピオン(18)…女子55kg級/吉田沙保里(ALSOK)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

【女子55kg級】
吉田沙保里(ALSOK=Saori Yoshida)


■吉田沙保里の2014年アジア大会成績
決   勝 ○[Tフォール、4:07=12-1]Byambatseren Sundev(モンゴル)
 準決勝 ○[Tフォール、2:49=14-4]Kumari Babita(インド)
 2回戦  ○[フォール、0:38=2-0]Pham Thi Loan(ベトナム)
 1回戦  ○[12-9]Zhong Xuechun(鐘雪純=中国)

   1982年10月5日、三重県生まれ、31歳(大会時)。三重・一志ジュニア教室出身で3歳からレスリングを始める。三重・久居高~至学館大(当時中京女大)卒。

  2000・01年に世界ジュニア選手権を連覇。2002年にジャパンクイーンズカップで勝って世界選手権とアジア大会に出場し、シニアの世界デビューを飾る。同年、全日本選手権で初優勝。

  その後、2004年アテネ・2008年北京・2012年ロンドンの3度のオリンピック五輪を含めて世界一を連覇。13度の世界一が認められ、2012年10月に国民栄誉賞を受賞した。他に、アジア大会、アジア選手権、ユニバーシアード、世界学生選手権などで優勝を重ねる。

  2013年にも世界選手権で勝ち、階級区分が変更されて最初の世界選手権となった今年も優勝した。アジア大会では、53kg級が実施されないこともありう、55kg級に出場して優勝。個人戦の連勝記録を「188」に伸ばした。

(撮影=矢吹建夫)

【2014年アジア大会・女子55kg級メダリスト】
[1]吉田沙保里(日本)
[2]Sundev Byambatseren(モンゴル)
[3]Aisuluu Tynybekova(キルギス)
[3]Zhong Xuechen(鐘雪純=中国)