2014.12.04

UWWネナド・ラロビッチ会長が“2014年スポーツ革命者ランキング”の9位へ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界レスリング連盟(UWW)は、世界のスポーツ界で大きな力を持つ英国のスポーツビジネスサイト「SportBusiness International」が11月28日、2014年のスポーツ界で大きな改革を成し遂げた「イノベーター・オブ・ザ・イヤー」を発表、UWWのネナド・ラロビッチ会長が昨年の11位から9位にランクアップしたことを報じた。

 ラロビッチ会長は昨年、FILA(現UWW)の会長に就任し、レスリングのオリンピック競技からの除外問題に対処してオリンピックでの存続に導いた。

 今年はその基盤をもとに組織改革を実行。連盟の名称を「FILA」から「wrestling」の文字が入った「United World Wrestling」と改称し、財政基盤の確立や男女平等を促進するルールに取り組むなどの行動が評価されたという。

 同ランキングの1位は、パラリンピックの改革を断行した国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クラベン会長。3位には国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が入っている。