※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は11月19日、先週モスクワで行われたUWWの幹部会での決定事項として、来年3月にU-23(23歳以下)の欧州選手権を開催することと、男子両スタイルのワールドカップの参加国を10ヶ国から8ヶ国にすることを掲載した。
U-23の欧州選手権は、欧州連盟からのリクエストに応じた。来年は3月24~29日にポーランド・ワルシャワで行われる。UWWのネナド・ラロビッチ会長(セルビア)は「ジュニアの年代を超えた多くの選手に、シニアで通用するまでに闘う機会を多く与えることになる」と歓迎の意を表した。
ワールドカップはUWWのテクニカルコミッションがリクエストしていた。今年、階級が7階級から8階級に増えたことによって開催国の経済的負担もが増えるため、8ヶ国での闘いとなった。
2015年のワールドカップは、男子グレコローマンが2月19~20日にイラン・テヘラン、女子が3月7~8日にロシア・サンクトペテルブルグ、男子フリースタイルが4月11~12日に米国・ロサンゼルスで行われ、1月14日にスイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)のミュージアムで組み合わせ抽選が行われる。
参加国はまだ発表されていないが、今年の世界選手権の結果からすると、日本は女子のみの参加になると思われる。