2014.09.28

【アジア大会第1日・談話】女子48kg級・登坂絵莉(至学館大)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

■女子48kg級・登坂絵莉(至学館大)「金メダルを獲れてホッとしている。全体的に動きが硬かったのは、世界選手権が大差で勝てたので、過信していたことがあったため。アジアはレベルが高いので、これが本当の実力だと思う。ヨーロッパの選手のほうがやりやすいと思っている。優勝したけど、いつ抜かされるかわかりませんし、今回は反省ばかりだった。

 (世界選手権から2週間のスパンに関しては)2週間の短期間での減量は初めてで、減量中はいきなり、(体が)つったり、昨日も食事後にじんましんが出たり、今までに感じたことがないものだった。初戦でシングレットの色を間違えてしまって、今日はなんか違うな…と。沙保里さんにも「どうしちゃったの?」と心配されました。

 決勝までは苦しい試合で、思いっ切りできなかったので、決勝は思いっ切りできればいいなと思っていた。決勝の相手は今年のワールドカップ(東京)で対戦して、簡単に左足を触らせてしまったので、そこを注意しました。グラウンドのローリングが強い選手だからバックに回られたら大差があっても安心できないので警戒していた。世界選手権で自信をつけたけど、今回の試合でまだまだ挑戦者でいないと、と思った」