※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
3回戦でフォール勝ちした地元磯子工の内藤
春の全国高校選抜大会の王者で6月のアジア・ジュニア選手権で銀メダルを獲得した男子66kg級の藤波勇飛(三重・いなべ総合)は、初戦(2回戦)と3回戦をともに秒殺でフォール勝ち。初のインターハイ王者に向けて幸先のいいスタートを切った。
8月16日から中国・南京で行われる第2回ユース・オリンピックに出場予定の男子84kg級、山崎弥十朗(埼玉・埼玉栄)も圧勝で勝ち進んだ。同級の反対ブロックには、地元・神奈川のエース、内藤由良(神奈川・磯子工)がおり、こちらも無失点の快勝でベスト8進出し、順調に勝ち進めば決勝で激突する。
昨年、史上8人目となる1年生インターハイ王者となった成國大志(三重・いなべ総合)は階級を上げて55kg級に参戦しベスト8に進出。一方 春の全国高校選抜55kg級王者の藤田雄大(三重・いなべ総合)は成國と入れ替わって50kg級にエントリー。学校対抗戦の計量はパスしたが、個人戦では計量前に体調を崩して棄権した。
そのほか、66kg級の米澤圭(秋田・秋田商)、74kg級の吉田隆起(和歌山・和歌山北)、120kg級の山本泰輝(静岡・飛龍)の春の王者は順当勝ちした。
女子は、49kg級の加賀田葵夏(東京・文化女子学園)など有力選手が勝ち進んだ。
男 子 | 50kg | 55kg | 60kg | 66kg | 74kg | 84kg | 96kg | 120kg |
女 子 | 44kg-52kg | 56kg-70kg |