※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(文・撮影増渕由気子) 日本スポーツ応援団のプロジェクトで来場した吉田沙保里(左)と伊調馨
オリンピアンとして登場したのは、吉田沙保里選手、伊調馨選手(ともにALSOK)、松永共広(日本協会専任コーチ)、松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)選手の4名で、キッズレスラーたちの憧れの的となる選手ばかり。選手たちの反応もよかった。
日本スポーツ応援団のプロジェクトは、現在様々な企画があるものの、なかなか支援金が目標達成金額に至らず実行されなかった。日本スポーツ応援団の運営事務局の込山奈津子さんは、「今年4月に発足してから、今回が初の企画成功でした。目標金額も低くして達成しやすくしました」と振り返る。 日本スポーツ応援団のスタッフ
目標達成金額は50万円だが、まだ2万円程度しか集まっていない。込山さんは「企画には期限がありますので、それまでに集まらない企画は流れてしまいます」と、それぞれの企画には支援に期間が設けられている。実は、この企画は1度、金額を100万円に設定して5月31日まで支援を応援していたが、金額が37万2千円しか集まらなかった。
金額も前回より下げての再挑戦なだけに、込山さんは、「なんとか成功させて、東北でちびっこ教室を開催したい」と意気込んでいた。