2014.06.28

岡倫之(ブシロード)がアジア・サンボ選手権で銅メダル獲得

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 6月25日にウズベキスタン・タシュケントで行われたサンボのアジア選手権+100kg以上級で、今月の全日本選抜選手権の男子フリースタイル125kg級で優勝した岡倫之(ブシロード)が出場し、3位に入賞した。

 2012年に全日本王者にも輝いている岡は、パンクラチオンや柔術など異種格闘技へも挑戦している。サンボは2013年2月のユニバーシアード予選で優勝(出場枠の関係で本戦には出場できず)。今年もプーチン大統領杯第40回全日本サンボ選手権で優勝し、今回のアジア選手権に出場した。

 岡は、今年11月に千葉・成田市で行われる世界サンボ選手権の出場にも意欲を見せている。

《日本サンボ連盟による岡倫之の銅メダル獲得インタビュー》

《岡倫之ブログ》

 サンボはソ連発祥の格闘技で、レスリングと柔道を合わせたような闘い。総合格闘技イベント「PRIDE」の王者だったエメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)がサンボの出身選手として有名。

 一時期、国際レスリング連盟(FILA)の種目として1980年モスクワ・オリンピック種目入りを目指したが、実現せず、その後、独立した。日本のサンボはレスリング界ともつながりが強く、多くの選手がサンボの大会に出場している。