※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
全国高体連レスリング専門部の巻口実部長(右)と栄和人強化委員長
「世界のレスリングを研究することも必要だが、国内の選手を見て、指導者の話に耳を傾けることを忘れてはならない。現場の声を聞いてこそ、強化に必要なものが見えてくる」と話し、今後も地方で地道に尽力している指導者とのパイプを太くしていきたい意向を示した。
栄委員長は鹿児島・鹿児島商工高校時代の1978年にこの大会に出場し、学校対抗戦と個人65kg級でダブル優勝を達成している。新潟市体育館に足を踏み入れるのは、その時以来、36年ぶりのことだという。体育館は、一部は改築されているものの当時と同じ建物。「懐かしいね」と感慨深げだった。