※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(3月15~16日、東京都板橋区・小豆沢体育館)
《試合日程》(組み合わせは14日の監督会議で決定)
3月15日(土) | 午前10時~12時 | 各ブロック予選1回戦 |
午後2時30分~3時 | 開会式 | |
午後3時~5時 | 各ブロック予選2回戦 | |
午後5時~7時 | 各ブロック予選3回戦 | |
3月16日(日) | 午前10時~11時 | 7・8位決定戦 |
午前11時~12時 | 5・6位決定戦 | |
午後2時~3時 | 3位決定戦 | |
午後3時~4時 | 決 勝 | |
午後4時~4時30分 | 表彰式 |
【ロシア】
《ロシア代表選手》
48kg級:Valeria Chepsarakova (1989・01・31/2013年ユニバーシアード48kg級3位)
同 :Elena Vostrikova(1989・12・02歳/2013年世界選手権48kg級10位)
同 :Nadeshda Fedorova(1992・02・21/2014年イワン・ヤリギン国際大会48kg級2位)
53kg級:Maria Gurova(1989・04・16/2014年イワン・ヤリギン国際大会53kg級優勝)
同 :Natalya Malysheva(1994・01・02/2014年イワン・ヤリギン国際大会53kg級3位)
55kg級:Irina Ologonova(1990・01・21/2014年イワン・ヤリギン国際大会55kg級3位)
58kg級:Zhargalma Tsyrenova(1989・06・09/2014年ヤリギン国際大会60kg級2位)
60kg級:Svetlana Lipatova(1993・02・19/2014年ヤリギン国際大会60kg級優勝)
63kg級:Inna Trazhukova(1990・09・11/2014年ヤリギン国際大会63kg級3位)
69kg級:Natalya Vorobieva(1991・05・27/2012年ロンドン・オリンピック72kg級優勝)
75kg級:Ekaterina Bukina(1987・05・05/2013年ユニバーシアード72kg級優勝)
同 :Alena Starodubtseva(1985・03・14/2012年ヤリギン国際大会72kg級3位)
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ロシアを支えるロンドン・オリンピック女王のナタリア・ボロベワ
今年1月に行われたロシア最高レベルの国際大会のヤリギン国際大会の優勝選手として、53kg級のマリア・グロバ、60kg級とスベトラーナ・リパトワが出場する。グロバは今月のクリッパン国際大会でも優勝し、勢いを持っている。
その他の階級もヤリギン国際大会の上位入賞の若手選手が参加。新旧のパワーで挑む。
【ロシアの女子レスリング】
1990年代に入ってから女子に取り組んだソ連は、1991年に東京で行われた世界女子選手権に初参加した。
ソ連の解体によって、翌年からロシアとして世界選手権に参加。1995年に地元モスクワで行われた世界女子選手権で、53kg級のサネイト・ガナチュエワが同国女子で初優勝し、銀2、銅2を獲得。国別対抗得点で日本を2点差で退けて初優勝した。
翌1996年の世界選手権でも53kg級のオルガ・スミルノバが優勝。その後、世界チャンピオンはなかなか生まれなかったが、1998年世界選手権で銅メダル3個を取り、国別対抗得点で2度目の優勝を飾った。
2002年世界選手権59kg級でアレナ・カルタショワが優勝し、同国6年ぶりの世界チャンピオンへ。翌2003年世界選手権でも銀2、銅2を取り、2004年アテネ・オリンピックでは72kg級のグゼル・マニュロバが銀メダルを獲得した。
その後、世界選手権のメダリストや欧州選手権のチャンピオンを輩出し、2008年北京オリンピックでは、63kg級のアレナ・カルタショワが銀メダルへ。2011年世界選手権では51kg級のザミラ・ラクマノバがロシアから9年ぶりの世界チャンピオンに輝いた。
何としてもオリンピックの金メダルがほしいロシアは、2012年ロンドン・オリンピックで、優勝選手に50万ドル(約3840万円)の褒賞金の授与を決めて選手を刺激。72kg級のナタリア・ボロベワが勝ち、同国女子初のオリンピック・チャンピオンに輝いた。
昨年の世界選手権では、ボロベワが優勝を逃したものの2位となり、55kg級のコブロワ(旧姓ジョロボワ)が3位に入るなど、世界トップの実力を見せている。
《ワールドカップの成績》
2001年 3位
2002年 2位
2003年 4位
2004年 4位
2005年 3位
2006年 4位
2007年 3位
2009年 6位
2010年 5位
2011年 6位
2012年 2位