2014.03.07

【女子ワールドカップの歴史】2007年・第7回大会(ロシア・クラスノヤルスク)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

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◎第7回大会(2007年3月22~23日、ロシア・クラスノヤルスク)

 レスリング王国ロシアで行われた初めての女子ワールドカップ。若手の育成という課題に取り組む日本は、7階級すべてで学生(大学院を含む)という思い切った若手チームを派遣した。

 予選リーグはベラルーシとドイツに圧勝。日本の底力を見せたが、決勝は2004年アテネ・オリンピックのチャンピオンらを擁する中国1-6で敗れた。中国は初優勝。地元のロシアが3位に入った。

  個人では、前年の大会で51kg級に出場し、この大会は48kg級に出場した甲斐友梨が、2005年世界チャンピオンの任雪層(中国)戦を含めて3戦全勝をマークし個人1位へ。59kg級の山名慧と63kg級の西牧未央が個人2位に入った。

 【監督】木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、【コーチ】金浜良(ジャパンビバレッジ)、成富利弘(東京・安部学院高教)


【チーム成績】

《順位決定戦》

▼決    勝   中 国○[6-1]●日 本

▼3位決定戦   ロシア○[4-2]●ベラルーシ

▼5・6位決定戦 米 国○[7-0]●ドイツ

《予選リーグ》

  日  本 ベラルーシ ドイツ 勝敗 順位
日  本 XX ○6-1 ○6-1 2 勝 1
ベラルーシ ●1-6 XX ○4-3 1勝1敗 2
ドイツ ●1-6 ●3-4 XX 2 敗 3

  中  国 ロシア 米  国 勝敗 順位
中  国 XX ○4-3 ○4-3 2 勝 1
ロシア ●3-4 XX ○4-3 1勝1敗 2
米  国 ●3-4 ●3-4 XX 2 敗 3

【出場選手成績】

階級 選   手 ベラルーシ ド イ ツ 中  国
48 甲斐 友梨
(中京女大)
○F(2-0,3-0) ○2-0(2-0,2-0) ○2-0(2-1,5-0)
Marina Markevich Brigitte Wagner Ren Xueceng
51 服部 担子
(中京女大大学院)
○2-0(2-1,3-0) ○2-0 (1-0,2-0) ●0-2(0-1,0-1)
Tatiana Grigoryeva Alexandra Engelhardt Li Xiaomei
55 松川 知華子
(日 大)
●0-2(0-6,1-5) ○F(3-0,5-3) ●1-2(3-1,2-3,0-8)
Maryia Egorova Jessica Bechtel Xu Li
59 山名 慧
(中京女大)
○F(5-0)  ○F(2-0) ●0-2(0-5,0-3)
Tatiana Bokhan Christine Knittel Sun Dongmei
63 西牧 未央
(中京女大)
○2-0(3-0,5-2) ○2-0(6-0,2-0) ●1-2(1-0,0-2,0-1)
Olga Khilko Stephanie Gross Jing Ruixue
67 井上 佳子
(愛知・至学館高)
○2-0(1-1,2-0) ○2-0 (1-0,1-0) ●0-2(0-2,0-1)
Iryna Tsyrkevich Maria Mueller Zhang Fengliu
72 新海 真美
(中京女大)
○2-1(0-1,1-0,1-1) ●1-2(0-5,2-0.0-1) ●0-2(0-6,0-4)
Vasilisa Marzaliuk Anita Schaetzle Wang Xu