【女子ワールドカップの歴史】2002年・第２回大会（エジプト・カイロ）

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

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◎第２回（2002年10月19～20日、エジプト・カイロ）

約２週間前にアジア大会があり、約２週間後には世界選手権を控えるというハードな日程での大会。日本は、前年の56kg級世界チャンピオンの山本聖子、アジア大会で優勝し２週間後に世界一奪還を目指す72kg級の浜口京子らデフェンディング・チャンピオンにふさわしいメンバーで参加。

　他国も欧州チャンピオンらがそろうハイレベルの闘いは、日本が前年に続いて６戦全勝をマークし、２年連続優勝を遂げた。

　個人では、48kg級の清水美里、55kg級の山本、59kg級の岩間怜那、63kg級の伊調馨の４選手が６戦全勝。72kg級の浜口も、１敗を喫したが勝ち点の合計では１位となり、５選手が個人順位１位になるという快勝だった。

【団長】鎌田誠（北海道協会）、【副団長】今泉雄策（日本メディアミックス）、【監督】鈴木光（ジャパンビバレッジ）、【コーチ】栄和人（愛知・中京女大附高教）、金浜良（ジャパンビバレッジ）

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【チーム成績】

	日　本	ロシア	ウクライナ	中　国	カナダ	チュニジア	エジプト	勝敗	順位
日　本	ＸＸ	○５－２	○６－１	○５－２	○５－２	○７－０	○７－０	６　勝	1
ロシア	●２－５	ＸＸ	○５－２	○５－２	○６－１	○７－０	○７－０	５勝１敗	2
ウクライナ	●１－６	●２－５	ＸＸ	○４－３	○５－２	○５－２	○６－１	４勝２敗	3
中　国	●２－５	●２－５	●３－４	ＸＸ	○５－２	○５－２	○７－０	３勝３敗	4
カナダ	●２－５	●１－６	●２－５	●２－５	ＸＸ	○７－０	○７－０	２勝４敗	5
チュニジア	●０－７	●０－７	●２－５	●２－５	●０－７	ＸＸ	○６－１	１勝５敗	6
エジプト	●０－７	●０－７	●１－６	●０－７	●０－７	●１－６	ＸＸ	６　敗	7

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【出場選手成績】

級	選　　　手	ウクライナ	エジプト戦	中 　国	チュニジア	ロシア	カナダ
48	清水美里 （ジャパン ビバレッジ）	○５－０	○F14-5	○６－３	○F6-0	○７－０	○F4-0
		Voitova, Youlia	Elneklawy, Rasha	Yang, Zuying	Alwaty, Fadila	Kaskarakova, Lilia	Harris, Julie
51	服部　担子 （中京女大）	○５－０	○F3-0	●２－７	○F9-0	●０－３	●０－３
		Rebar, Innessa	Manar, Said Hassan	Cui, Jing	Bejaoui, Nour El Houda	Golts, Natalya	Piotrowski, Teresa
55	山本聖子 （日　　大）	○F5-2	○F3-0	○F10-0	○F10-0	○F6-0	○F4-0
		Lazareva, Tatyana	Bradran, Somaia	Jin, Yue	Al Rawafy, Sawsan	Karamtshakova, Natalya	Verbeek, Tonya
59	岩間怜那 （リプレ）	○F11-0	○TF11-0	○６－０	○TF11-0	○５－２	○F7-0
		Shalikova, Oxana	Abd El Wahab, Abei	Yan, Cuifen	Albagawy, Saiza	Kartakhova, Alena	Hennick, Helen
63	伊調　　馨 （中京女大）	○TF10-0	○F4-0	○６－３	○F5-0	○４－３	○10－３
		Basulina, Olga	Elashram, Sara	Meng, Lili	Ben Sassi, Soumaya	Volossova, Lubov	Yanik, Viola
67	斉藤　紀江 (ジャパン ビバレッジ）	●F0-3	○６－０	●０－４	○F7-0	●F0-3	○４－０
		Burmistrova, Katerina	Elberhamy, Yousria Magdy	Zhang, Yanling	Ghanmi, Kaouthmen	Nazarova, Daria	Dolan, Megan
72	浜口京子 （浜口ジム）	○不戦勝	○F8-0	○F4-0	○F3-0	○３－１	●１－４
		Komarnicka, Tatyana	Maher, Sara Ahmed	Jiang, Xueyan	Riabi, Saida	Martinenko, Svetlana	Akuffo, Ohenawa

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