2014.02.01

霞ヶ浦(茨城)が3年連続28度目の優勝…関東高校選抜大会・学校対抗戦

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

正田杯関東高校選抜大会は2月1日、山梨・小瀬スポーツ公園武道館で開幕。学校対抗戦が行われ、昨年優勝の霞ヶ浦(茨城)が決勝で館林(群馬)を4-3で破り、3年連続、28度目の優勝を決めた。

 決勝戦では、4番手の66kg級が終わった時点で1-3と館林に先に王手をかけられ苦しい展開だったが、74kg級の奥田海人主将から巻き返して120kg級の伊藤匠汰が逆転の4勝目を挙げた。

 霞ヶ浦は初戦で大森学園を6-1で勝ち、2回戦の韮崎工(山梨)には7-0で快勝。準決勝では昨年の決勝の相手、埼玉栄(埼玉)を4-3で下して決勝に進出。初戦の大森学園を除く2回戦からの3試合は昨年とすべて同カードだった。

 2位の館林は、軽量級の活躍などで2年連続で花咲徳栄(埼玉)を破って決勝に進出。3位は自由ヶ丘学園(東京)と埼玉栄が入った。
 
 3月27~29日の全国高校選抜大会(新潟市)には今大会のベスト8のチームが出場。今大会、団体初出場の横浜清陵総合(神奈川)が初戦で足利工(栃木)を破ってベスト8に入り、初の全国出場を決めた。

(文・撮影=増渕由気子)


学校対抗戦トーナメント表 学校対抗戦・内訳成績
1 回 戦 2 回 戦 準決勝・決勝

《全国大会出場チーム》
霞ヶ浦(茨城)、館林(群馬)、埼玉栄(埼玉)、自由ヶ丘学園(東京)、花咲徳栄(埼玉)、韮崎工(山梨)、磯子工(神奈川)


 ◎学校対抗戦

 ▼決勝
霞ヶ浦(茨城)○[4-3]●館林(群馬)
 
 ▼準決勝
館林(群馬)○[6-1]●自由ヶ丘学園(東京)
霞ヶ浦(茨城)○[4-3]●埼玉栄(埼玉)
 
 ▼2回戦
館林(群馬)○[4-3]●花咲徳栄(埼玉)
自由ヶ丘学園(東京)○[5-2]●横浜清陵総合(神奈川)
霞ヶ浦(茨城)○[7-0]●韮崎工(山梨)
埼玉栄(埼玉)○[6-1]●磯子工(神奈川)

 ▼1回戦
館林(群馬)○[4-3]●八千代松陰(千葉)
花咲徳栄(埼玉)〇[7-0]●農林(山梨)
横浜清陵総合(神奈川)○[4-3]●足利工(栃木)
自由ヶ丘学園(東京)○[4-3]●鹿島学園(茨城)
韮崎工(山梨)○[7-0]●足利工大付(栃木)
霞ヶ浦(茨城)○[6-1]●大森学園(東京)
埼玉栄(埼玉)○[6-1]●京葉工(千葉)
磯子工(神奈川)○[6-1]●太田商(群馬)