※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
7月8日(火)~12日(土)にハンガリー・ペーチで行われる世界学生選手権の実施階級が、今年1月から国際レスリング連盟(FILA)が実施している新階級に決まった。
同選手権は、国際大学スポーツ連盟(FISU)のホームページ上での実施要項では、最近まで旧階級が記載されていた。本ホームページからの問い合わせに対し、組織委員会は「FILAが決めた最新の階級でやる」との回答を寄せており、1月31日に新階級に変わった。
実施日程は下記の通り。
7月8日(火) 男子フリースタイル57・65・74・97kg級
9日(水) 男子フリースタイル61・70・86・125kg級 / 女子48・55kg級
10日(木) 女子53・58・60・63・69・75kg級
11日(金) 男子グレコローマン59・71・80・98kg級
12日(土) 男子グレコローマン66・75・85・130kg級
米国に遠征中の全日本学生連盟の吉本収強化委員長(神奈川大職)は、同選手権の日本代表決定に関し、「実施階級が分からなかったので連盟としては何も決めていない。あくまでも個人の意見だが、階級が同じ場合(フリースタイル74kg級など)や1kg程度の違いなら、従来通り、学生王者に資格を与え、そうでない階級については、予選を実施するのがいいのではないか。帰国後、話し合いたい」との私見を述べた。
世界学生選手権の出場資格はユニバーシアードに準じ、大学または大学院に在学中の選手のほか、大会の前年に大学または大学院を卒業した人となっている(年齢は大会がある年の1月1日現在で17歳以上28歳未満)。