2013.10.18

北村公平、前川勝利(ともに早大)がV2、団体は日体大…全日本大学グレコローマン選手権

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 全日本大学グレコローマン選手権最終日は10月18日、東京・駒沢体育館で3階級が行われ、84kg級の北村公平と120kg級の前川勝利(ともに早大)が2年連続優勝を達成した。北村は昨年の74kg級に続く優勝で、準決勝で学生王者の菊池峻(青山学院大)を破っての栄冠。前川は準決勝で学生王者の園田新(拓大)を下しての優勝。

 96kg級は横井健人(中京学院大)が勝ち、同大学から初のチャンピオンに輝いた。

 大学対抗得点は第1日に大きくリードをとった日体大が50点をマークし、この日、優勝2人、3位1人と追い上げた早大(48点)を振り切って2年ぶり15度目の優勝を達成した。3位は山梨学院大。

 最優秀選手賞は前日の55kg級で勝ち、学生二冠王を達成した木村洋貴(日体大)、優秀選手賞は北村、最優秀監督賞は松本慎吾・日体大監督、ゴールデンホイッスル賞は白雲央樹(国士舘大)がそれぞれ受賞した。

 各階級の成績は下記の通り。 


《トーナメント表》

55kg級 60kg級 66kg級 74kg級 84kg級 96kg級 120kg級

 

入賞者一覧表 大学対抗得点

 【84kg級】=20選手出場

 ▼決勝
北村公平(早大)○[負傷棄権、4:53(1-2)]●星翔也(日体大)

 ▼3位決定戦
坂野修平(徳山大)○[Tフォール、5:20(7-0)]●村上貴之(関大)
与那覇竜太(専大)○[0-0=caution差]●菊池崚(青山学院大)

 ▼準決勝
星翔也(日体大)○[3-2]●村上貴之(関大)
北村公平(早大)○[6-3]●菊池崚(青山学院大)

 《7位以下順位》[7]加賀谷庸一郎(国士舘大)、[8]奥田啓介(拓大)

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 【96kg級】=20選手出場

 ▼決勝
横井健人(中京学院大)○[Tフォール、1:51(6-4)]●高野智大(神奈川大)

 ▼3位決定戦
山田圭史(東農大)○[Tフォール、5:25(7-2)]●戸塚誠(中大)
大坂昂(早大)○[Tフォール、0:45(8-0)]●秋本瞭(法大)

 ▼準決勝
高野智大(神奈川大)○[Tフォール、1:28(14-6)]●山田圭史(東農大)
横井健人(中京学院大)○[フォール、5:28(7-2)]●大坂昂(早大)

 《7位以下順位》[7]米平安寛(日体大)、[8]藤山徳馬(明大)

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 【120kg級】=18選手出場

 ▼決勝
前川勝利(早大)○[Tフォール、4:05(9-2)]●津田大健(中京学院大)

 ▼3位決定戦
オレッグ・ボルチン(山梨学院大)○[Tフォール、2:50(11-3)]●角田友紀(東農大)
園田新(拓大)○[Tフォール、0:44(8-0)]●村田貴雅(徳山大)

 ▼準決勝
津田大健(中京学院大)○[Tフォール、3:28(8-0)]●オレッグ・ボルチン(山梨学院大)
前川勝利(早大)○[2-0]●園田新(拓大)

 《7位以下順位》[7]角原克己(関大)、[8]岡倫之(日大)

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 《大学対抗得点》

[1]日体大 50点、[2]早大 48点、[3]山梨学院大 25点、[4]中京学院大 21点、[5]神奈川大 21点、[6]専大 17.5点、[7]拓大 16.5点、[8]東農大 15.5点

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 《個人賞》

▼最優秀選手賞 木村洋貴(日体大=55kg級)、▼優秀選手賞 北村公平(早大=74kg級)、▼最優秀監督賞 松本慎吾(日体大)、▼ゴールデンホイッスル賞 白雲央樹(国士舘大)