※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ユニバーシアードのレスリング会場を訪れたヒョ―ドル(FILA公式ホームページより)
アレクサンダー・カレリン(ロシア)も一緒だったそうで、55kg級でバレリア・コブロワ、72kg級でエカテリナ・ブキナのロシア勢の優勝を見届け、72kg級表彰式のプレゼンテーターを務めた。ヒョ―ドルは女子のレスリングを「ハードワークで活動的」と評し、「すべての試合で感情がほとばしった。手のひらが汗で濡れてしまった」と苦笑いを浮かべたという。
また、レスリングのオリンピック存続問題について、「オリンピックの最初からあったスポーツ。オリンピックに残さねばならない」と話した。
ヒョ―ドルは柔道、サンボを経て総合格闘家の道を歩み、日本の総合格闘技団体「リングス」を経て「PRIDE」でブレーク。ヘビー級王者となり、PRIDE消滅後は米国で闘って約10年間無敗。「皇帝」というニックネームをつけら、総合格闘技最強の男として君臨した。