2011.09.27

9・29~10・1世界グラップリング選手権に7選手を派遣

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 9月29日~10月1日にセルビア・ベオグラードで行われるグラップリング・パンクラチオン・コンバットグラップリングの第4回世界選手権に下記の7選手を派遣する。いずれもグラップリングに出場し、第1回大会から出場し昨年の大会で日本選手として初めて優勝した久能孝徳(チーム太田章)はNo-Gi(道着なし)、Gi(道着着用)の両スタイルに出場し、2年連続優勝を目指す。

昨年の大会のGi90kg級で優勝した久能(左から2人目)

 No-Giの60kg級に出場する洞口幸太(マイスポーツハウス)は日体大時代の2008年全日本学生選手権フリースタイル60kg級で優勝し、翌年の全日本選抜選手権で3位に入賞するなどレスリングでも実績を持つ選手。70kg級の上田雅道(立大)もJOC杯ジュニアオリンピック出場の経験を持つ。同65kg級の井上学(イシイカイロプラテイックオフィッス)と同75kg級の山田崇太郎(ブレーブ)はプロの総合格闘技でファイトしている選手で、山田は昨年大会のパンクラチオンで優勝している。

 グラップリング・パンクラチオン・コンバットグラップリングは、国際レスリング連盟が普及を目指しているレスリングの新スタイル。グラップリングは“関節技のあるレスリング”で、2006年にFILAが認定し、2008年にスイスで第1回世界選手権が行われた。

 大会のホームページによると24ヶ国がエントリーしている。大会日程は下記の通り。 

 9月29日(木) グラップリングNo-Gi
    30日(金) グラップリングGi、パンクラチオン、グラップリングNo-Gi無差別級
 10月1日(土) コンバット・グラップリング、グラップリングGi・パンクラチオン無差別級


 

◎役員
 【監 督】鎌賀秀夫(日本格闘技連盟事務局長)
 【コーチ】白井正良(福井クラブ)
 【審 判】塚本裕昭(日本コンバットレスリング協会)

◎選手
 【No-Gi(道着なし)】
  ▼60kg級 洞口幸太(マイスポーツハウス)
  ▼65kg級 井上 学(イシイカイロプラテイックオフィッス)
  ▼70kg級 上田雅道(立大)
  ▼75kg級 山田崇太郎(ブレーブ)

 【Gi(道着着用】
  ▼70kg級 殿村健太(ゴールドジム原宿)
  ▼75kg級 礒野 元(頂柔術)

 【No-Gi・Gi】
  ▼90kg級 久能孝徳(チーム太田章)