2013.06.11

オリンピック金メダルのナタリア・ボロベワ敗れる…ロシア女子選手権

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 女子のロシア選手権が6月8~9日にサンクトペテルブルグで行われ、72kg級は2011年世界選手権2位のキャサリン・ブキナが、準決勝で2012年ロンドン・オリンピック優勝のナタリア・ボロベワを5-2で破り、オリンピック出場を逃した雪辱を果たした。(動画

 ブキナは決勝で昨年のロシア・ジュニア・チャンピオンのタチアナ・モロゾバを破って優勝した。7月にロシア・カザンで行われるユニバーシアードの代表に選ばれるもよう。ボロベワは試合後、報道陣に「私はロボットではない(から負けることもある)」と話したという。

 55kg級は、ロンドン・オリンピックのあと結婚し、休養していたバレリア・コブロバ(旧姓ジョロボワ)が決勝でイリナ・キセルを破って優勝した。(動画

(注)上記の試合、8-1の7点差となっても試合は終わらず、最終的に9-1で6分間を終了している。特別ルールなのか、さらなる新ルールなのかは不明。