※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ロンドン五輪の第1次予選の世界選手権・女子が終了。日本は48・55・63kg級の3階級で優勝し、五輪出場権を獲得。72kg級が引き続き出場権獲得を目指すことになった。
昨年12月23日の理事会にて決まった五輪の日本代表決定方法は下記の通り。
◆2011年世界選手権で優勝し、五輪出場権を獲得した場合 ◆2011年世界選手権で2~5位となり、五輪出場権を獲得した場合 ◆2011年世界選手権で7位以下となり、五輪出場権を取れなかった場合 (注=最終決定は日本協会理事会になるため、「内定」と記載してありますが、実質的には代表決定となります) |
48・55・63kg級は最初の項目が適用され、48kg級・小原日登美(自衛隊)、55kg級・吉田沙保里(ALSOK)、63kg級・伊調馨(ALSOK)の3選手は12月21~23日の天皇杯全日本選手権(東京・代々木競技場第2体育館)で優勝すればだ五輪代表に決定。優勝を逃した場合でも、来年春の明治杯全日本選抜選手権(期日未定)で優勝すれば代表が決まる。
この階級の他の選手が五輪代表となるには、全日本選手権と全日本選抜選手権の2大会で上記の選手の優勝を阻止して優勝し、さらにプレーオフで勝つことが条件となる。
72kg級は3番目の条項が適用される。今回の代表だった浜口京子(ジャパンビバレッジ)は、12月の全日本選手権の勝敗にかかわらず、3月28日~4月1日にカザフスタン・アルマトイで行われる第2次予選出場の権利が与えられ、出場権獲得を目指すことになる。