2013.05.07

世界V5のスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)が引退、政界入りか?

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

ブルガリア協会のホームページによると、女子72kg級で5度の世界チャンピオンに輝いたスタンカ・ズラテバ(ブルガリア)が現役を引退し、政界入りしてスポーツの振興に力を注ぐ決意をしたもよう。本人は正式に意思表示していないものの、いくつかのメディアが報じたという。

 2006年世界選手権(中国)決勝で浜口京子選手を破って初の世界一に輝いたズラテバは、2011年世界選手権までに5度の世界選手権を制した。しかし2008年北京オリンピックは決勝で逆転フォール負け。2012年ロンドン・オリンピックも決勝で逆転フォール負けを喫した。

 今年3月に30歳となり、去就が注目されていた。オリンピック・チャンピオンには縁がなかったものの、同国の数少ない金メダル候補として知名度は抜群だという。