2013.04.28

【JOC杯・第1日】約1100人が参加して開幕、有力選手が順当勝ち

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア選手権は4月27日神奈川・横浜文化体育館で開幕。約1100人のカデット&ジュニアの選手がエントリーして行われ、初日は多くの階級の1、2回戦までが行われた。

 男子フリースタイル74kg級で昨年学生二冠王者の嶋田大育(国士舘大)は、2回戦の初戦でフォール勝ち。昨年の全日本選抜選手権男子フリースタイル96kg級優勝の山本康稀(日大)も初戦(2回戦)でフォール勝ちし、難なくベスト8に駒を進めた。

 女子の部でも、JOCアカデミーをこの春卒業したジュニアクイーンズカップジュニア51kg級優勝の宮原優(東洋大)、同大会55kg級で優勝した川井梨沙子(至学館大)も勝利した。

 昨年の全日本大学選手権55kg級優勝の高橋侑希(山梨学院大)は、けがのため大会を欠場した。

 カデットの部では、全国中学選手権大会3連覇の成國大志(三重・いなべ総合高)が高校デビュー戦。ローリングで失点して第2ピリオドを落としたが、2-1で勝ってベスト8に進出した。

(文=増渕由気子)

開会式前に行われたレスリングの五輪競技存続のアピール(写真提供=神奈川県レスリング協会/森山浩一)

初日を順当に勝ち抜いた宮原優(撮影=増渕由気子)