2013.04.28

西川産業が五輪競技存続嘆願の署名10万人分を手渡す

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 昨夏から日本協会のオフィシャルスポンサーとして選手たちの活躍のサポートをしている創業446年の歴史を持つ寝具の老舗・西川産業が4月27日、JOCジュニアオリンピックが行われている神奈川・横浜文化体育館にレスリングの五輪存続署名10万人分を提出した。西川八一社長自らが来場。段ボール2箱分の署名を日本協会の高田裕司専務理事に提出した。

 主催の神奈川県協会は、五輪存続活動の署名が今月末で締め切られることから、今大会で多くの署名が提出されることを予想。会場入り口には署名受付ブースを設けていたが、10万人分という予想を上回る署名数が提出された。

 高田専務理事は、「特にアポイントもなく、社長自ら10万人分の署名を持参していただいたことに本当にびっくりしましたし、感謝の気持ちでいっぱいです。多くの方たちに、除外問題に関心を持っていただいたので、(国際オリンピック委員会理事会・総会を経て)五輪競技に残ってくれたらうれしい」と話した。

(文=増渕由気子、写真提供=神奈川県レスリング協会/森山浩一)

高田専務理事に西川社長が10万人分の署名を手渡す

西川社長に感謝をこめて記念撮影