2013.04.25

3スタイル各6階級をIOCに提案…FILAネナド・ラロビッチ会長代行(セルビア)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 インドの「ザ・タイムス・オブ・インディア」によると、アジア選手権(4月18~22日、ニューデリー)に参加した国際レスリング連盟(FILA)のネナド・ラロビッチ会長代行(セルビア)は4月20日、同紙に「FILAはオリンピックにおけるレスリングの試合方式について国際オリンピック委員会(IOC)と話し合っている。男子フリースタイル、男子グレコローマン、女子を各6階級にすることを提案した。他にも多くの改正点を提示した」と話した。

 同会長代行は「私達にとって重要なことは、IOCの要求に応じてレスリングを変える決定を示すことだ。私達の唯一のパートナーはIOCだ。私達の問題は、IOCとともに解決していく」と、IOCの方針に従ってレスリングを変えていく姿勢を見せ、「5月のサンクトペテルブルグ(ロシア)で絞り込まれる3競技に選ばれても、それは勝利ではない。9月(のIOC総会)へ向けて再び闘いがスタートする」と話した。