※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ニューデリー(インド)】アジア選手権最終日は4月22日、インド・ニューデリーで男子フリースタイル4階級が行われ、66kg級の石田智嗣(警視庁)と74kg級の北村公平(早大)が銅メダルを獲得した。
石田は1回戦で2010年アジア大会60kg級優勝のマンダクナラン・ガンゾリグ(モンゴル)に敗れたものの、敗者復活戦で2010年世界ジュニア選手権3位のモハマド・ヨセフィ(イラン)に白星。3位決定戦で2008年北京五輪代表のユン・ヨンホ(韓国)を破って銅メダルを手にした。昨年の60kg級での3位に続くメダル獲得。66kg級では2010年世界学生選手権優勝に続くメダル。
北村は1回戦で2011年66kg級3位のモンゴル選手を破った後、2011年優勝のラシド・クルバノフ(ウズベキスタン)に黒星。敗者復活戦でイラク選手を破り、3位決定戦で2011年66kg級世界7位のイノケンティ・イノケンテフ(キルギス)を破った。昨年の世界学生選手権銀メダルに続く国際大会のメダル獲得。
84kg級の松本真也(警視庁)と96kg級の山口剛(ブシロード)は、ともに初戦で敗れ、敗者復活戦へ回れなかった。
男子フリースタイルは、この日の銅メダル2個に終わり、昨年の「銀1・銅3」を下回った。国別対抗得点は32点で8位だった。
各選手の成績は下記の通り。
◎男子フリースタイル
【66kg級】石田智嗣(警視庁) 3位=14選手出場
3決戦 ○[2-0(2-0,1-0)]Jung Young Ho(韓国)
敗復戦 ○[2-0(1-0,2-0)]Mohammad Yosefi(イラン)
1回戦 ●[1-2(1-0,3-4,0-1)]Mandakhnaran Ganzorig(モンゴル)
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【74kg級】北村公平(早大) 3位=15選手出場
3決戦 ○[2-1(0-1,4-0,2-0)]Innokentii Innokentev(キルギス)
敗復戦 ○[2-1(1-1,3-0,3-0)]Kadhim Ahmed Mohsin(イラク)
2回戦 ●[1-2(0-3,2-1,1-3)]Rashid Kurbanov(ウズベキスタン)
1回戦 ○[2-1(1-3,1-1,7-3)]Ankhbayar Batchuluun(モンゴル)
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【84kg級】松本真也(警視庁) 14選手出場
1回戦 ●[1-2(2-1,3-3,0-1)]Kim Hwan Uk(韓国)
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【96kg級】山口剛(ブシロード) 10選手出場
2回戦 ●[0-2(0-1,0-3)]Tatari Hameo(イラン)
1回戦 BYE