世界レスリング連盟(UWW)は3月30日、2024年パリ・オリンピックの男子グレコローマン130kg級で5大会連続優勝という前人未踏の偉業を達成したミハイン・ロペス氏(キューバ=42歳)が、コーチのラウル・ディアス氏とともに中国の男子グレコローマン・チームのコーチとなることを報じた。
ロペス氏は、2008年北京オリンピックからオリンピック王者の歴史をスタートさせたこともあり、「中国には深い愛情を抱いています。ここで初めてオリンピックの金メダルを獲得し、それが私のキャリアの新たな章を切り開いたのです」との思い出を持っている。中国の選手には明るい未来が待っているとし、「世界の舞台で確固たる地位を築くサポートをするため、ここに来ました」とコメント。
ディアス氏は幼少の頃、近所に中国人の家族がいたこともあって、中国に親近感を持っていたという。「最も重要なのは、目的意識と集中力を持ってトレーニングすることです。中国のレスラーたちは、世界のトップ選手たちと互角に戦えるだけの能力を秘めています」と話した。
中国グレコローマンのパン・シェン・ヘッドコーチは、ディアス氏がトレーニングにおいて効率性を重視していることを指摘。「以前よりも練習回数は増えましたが、1回あたりの時間は短くなりました。常に、選手は全力を出し切らなければならないことを強調しています」と、練習方法の違いを説明した。