2026.03.08NEW

【2026年高槻市長杯・特集】キッズ修斗でも活躍中! 全国デビューが待たれる中元樹汰郎(大阪・Wrestling Platform)

 「この選手、強いですよ。絶対に優勝しますから、見ていてください」

 3月1日の「高槻市長杯少年少女大会」、近大のコーチも務める大阪・Wrestling Platform(クリック)の有元伸悟代表が自信をもって言い切った。その“予言”通り、中元樹汰郎は3試合を勝ち抜いて2年B級を制した。

▲1月の愛知県大会に続き、高槻大会を制した中元樹汰郎。左は母・汐音(しおね)さん、右はWrestling Platformの有元伸悟代表

 1月の愛知県レスリング選手権でも優勝しているほか、昨年の全日本キッズ修斗選手権でも優勝。
アマチュア修斗界でも有名になっているキッズ格闘家。

 中元は「優勝できて、うれしい。気持ちで負けることがなかった」と勝因を話す。将来はMMA(総合格闘技)での活躍を目指しており、レスリングはそのための手段のひとつ。大外刈りのような柔道技も出ての勝利は、あらゆる格闘技から技をマスターし、使っていく姿勢の表れだろう。

 現在の全国大会は小学3年生からになっているので、今夏が全国大会でのデビューになる。決勝でやや危ないシーンもあったが、それを修正し、「全国大会を含めて、今年も全勝したい」と目を輝かせた。

▲シニアでポピュラーな技となっているリンクル・ホールドも披露

グレコローマンの技術も教えるWrestling Platform

 有元代表は「構えや組み手などの基本しか教えてないです。そんなに厳しくはしていません」と“根性練習”を否定し、レスリングが好きになってくれることを最優先に指導していることを強調。昨年秋に常設練習場をスタートさせ、いつでも練習できる環境にあるので、「好きなときに来て、好きなように練習できるようにしている」と、選手の自主性を伸ばす境遇をつくっていると言う。

 小学生低学年の選手にもグレコローマンの技術を教えているそうで、このあたりも強豪選手の輩出につながるかもしれない。同代表は、この年代の選手に過度な期待を背負わせることのマイナスも多く見てきているので、「厳しすぎず、その選手の成長に合わせた将来につながる指導を心がけていきたい」と強調した。

 中元樹汰郎の全国デビューとともに、Wrestling Platformの今後が期待される。(4.18「All or Nothing 05」(大阪市・東成区)出場選手募集

▲今夏の全国デビューが注目される中元樹汰郎