※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(4月18日、インド・ニューデリー)
■男子グレコローマン55kg級銀メダル・田野倉翔太(クリナップ)「去年のアジア選手権は3位だったので、今回はそれよりもっと上を目指していた。決勝での韓国選手(ロンドン五輪5位)は、僕の中ではまだ格上の相手と思っているけど、あの選手に勝つぐらいじゃないと世界のメダルは厳しくなる。あの選手がリオのオリンピックを目指しているのかどうか分からないですけど、そのレベルまでいかないとオリンピックというのは目指していけないと思っている。
決勝に行けたのはよかったですが、結局は負けているので、まだまだこれからもっと練習していきたいと思っています。調子はそんなに良くもなかった。
今回は新ルールと言われていました。西口監督からは「そんなに意識しないで自分通りのレスリングをすればいい」と言われたので、自分のスタイルを変えなかったのはよかったなと思います。スタンドでどんどん攻めるという新ルール向けの練習の成果を、この大会で少しは出せたと思う」
■男子グレコローマン66kg級銅メダル・清水博之(自衛隊)「メダルを獲れたことはよかったかなと思うけど、2年前も3位だったので、3位では満足はしていない。ただ、3位決定戦でスタンドでポイントが取れたのがよかった。反省点は、3試合を通じてスタンドの詰めが甘いことと、グランドが返せなったこと。そこを練習して鍛えたい。6月の全日本選抜選手権で優勝し、世界選手権の代表を取りたい」