2026.01.31

【全国クラブ紹介】節分マッチで「タックルは外、投げは内」&キッズレスリング代表交代のお知らせ…パンクラス大阪

本ページについて
本ページは、各クラブから送信されたデータ(記事)・写真を中心に掲載しています。チームのアピール、部員募集にお役立てください。キッズ、中学、高校、大学、社会人を問わずに受け付けます。詳細・掲載の申込みは「全国レスリング・クラブ紹介」を参照ください。

 

パンクラス大阪 / 寝屋川青少年レスリング連盟


 2026年1月24日、「節分マッチ」と名付けたイベントをパンクラス大阪(大阪市浪速区)で、寝屋川青少年レスリング連盟を招いて開催しました。

 両チームは、過去に4回、10月末に「ハロウィンマッチ」という対抗戦を相互の本拠地で行っています。練習試合後に、「タックル&トリート」を合言葉に、タックルを決めた子供に、お菓子を配るというイベントです。初心者には、おでこを触って離した瞬間にタックル、上級者はしっかりと崩してから4ポイントタックルを決めたら、お菓子がプレゼントされます。

▲節分マッチには、30名が参加

 パンクラス大阪のコーチを務める川村嘉裕(同志社大レスリング部OB)が企画しました。寝屋川青少年の創始者である佐藤秀雄よりキッズの指導を学んだ川村は、「お菓子がかかると、平時以上に集中して相手を崩しタックルする」と目を細めています。この楽しい取り組みが日本中に広がればと、記事にしていただくようお願いしました。

 今回は、場外際で相手が踏ん張ることを意識して、「場外に向けて4ポイントを取りに行く⇒下を向かせたら2ポイント⇒押し出したら1ポイント」というメカニズムを学んでほしいと、節分になぞらえました。

 投げについては、相手が無理に中へ入ってきたところ、何よりも引き手を意識して投げるように指導しました。一本背負い、巻き投げだけでなく、首投げや飛行機投げを披露してくれる小学生もいました。
技はOB・OGの中学生が受けてくれ、「前へ出る」という基本的な意識づけと併せて手伝ってくれました。

▲メインの対抗戦の成績は、いつも白熱

▲タックルは外、投げは内

元MMA選手・稲垣克臣が立ち上げたパンクラス大阪

 パンクラス大阪は、プロフェッショナルレスリング藤原組を経て総合格闘技団体パンクラスで活躍した稲垣克臣が立ち上げました。プロ時代に、師と仰ぐ鈴木みのる(横浜高校時代に国体準優勝)と旗揚げ戦で闘い、メンバーの一人の高橋義生(日大レスリング部OB)に連れられて同大学の練習に参加するなど、レスリングに関わりました。

 東亜大キャプテンでありMMA選手としても活躍した愛弟子・小森圭祐とキッズレスリングチームを立ち上げましたが、小森が引退し帰郷したことにより、川村が手伝い始めて10年がたちました。

 具体的な活動内容・練習時間については ホームページでご確認ください。

▲ハロウィンマッチの合言葉は、タックル&トリート

 寝屋川青少年レスリング連盟は、関大OBの佐藤秀雄(前述)が立ち上げ、現在は大城正一が監督を務めます。泉尾工業高校時代、オリンピック審判員であった芦田隆治氏よりレスリングを学び、社会人になってから大阪より国体にも出場しています。

 連盟の代表は、島根県・川本高校(現・島根中央高校)で活躍した和田綾史が務め、脇田俊之、浜本歩といったOBは京都八幡高校に進学し、佐藤の母校・関大で結果を残したあと、チームに帰ってきています。

 川村は国体5位、全国社会人オープン3位になった際は寝屋川青少年連盟所属であり、佐藤秀一・由美子(ともに立命館宇治高校~立命館大)らを指導していました。

 寝屋川青少年連盟の具体的な活動内容・練習時間については、ホームページでご確認ください。

 また2026年3月末までは、本拠地の点野小学校が改装中により、練習場所を変えておりますのでお気を付けください。

八木匠(近大OB)が引き継ぐ

 パンクラス大阪は、今年4月から現役MMA選手でもある八木匠(近大OB=元西日本学連委員長)が指導を託されます。八木とともに山梨学院大学時代に全日本学生選手権・全日本大学グレコローマン選手権優勝、さらに世界ジュニア選手権代表経験のある梶雅晴が成人向けにレスリングを教えており、関西を牽引するトップの学生らが出げいこに来ることもあります。

▲MMAに挑戦中の八木匠

▲大学二冠王者の梶雅晴も指導

 稲垣は西日本におけるMMA興行運営に尽力してきた開拓者であり、期待を込めて裏方の大切さを知る後進に道を譲ります。

 川村は息子の川村隆真(大阪・同志社香里高)が両チームで指導を受け、全国高校選抜大会とインターハイに出場し、同志社大への進学が決まり、新たな挑戦を始めます。父も西日本学生連盟監事や今月行われる「SAN-Eカップ関西オープン大会」運営役員を任され、母校代表として活動の場を変えます。

 本年に至るまでの数年間、選手数や男女比が常に同じように推移した両チームが、切磋琢磨できました。全国大会に数名がチャレンジし、入賞者を何人か輩出。同じ遺伝子が通ったチームが、中学生や成人になっても通用する礼儀や強い心と体の育成に取り組んでおります。

 20名以下で、なかなか大会に出れないキッズを多く抱える小さなチーム同士で、共に同じ合言葉を唱えてレスリングを学んだ楽しいイベントを「キッズレスリング指導の集大成」として全国へ広げられればと願っております。

▲勇退する稲垣克臣(左)と川村嘉裕


 ■稲垣克臣からのメッセージ「パンクラス大阪がキッズ・レスリングチームとして活動を始めるにあたり、レスリング連盟に受け入れていただいたことに深く感謝しております。おかげさまで、今日まで活動を続けることができています。ありがとうございます。

 レスリングの上達と同様、あいさつ・返事ができ、仲間と良い関係が築ける人間になってほしい思いで指導をしてきました。4月より後任の八木匠が自分の思いを継いでくれます。変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 今後もレスリングの普及の一助となるよう活動していきます。八木匠、そしてパンクラス大阪をよろしくお願いいたします」


 ■川村嘉裕からのメッセージ「10年以上にわたり、MMA道場であったパンクラス大阪のキッズ・レスリングチームを受け入れてくださった近隣のチーム、ならびに全国少年少女レスリング連盟、大阪府少年少女レスリング連盟に、あらためて感謝いたしております。

 MMAの道場であり、経験のないレスリング競技への参加で関係各位にご迷惑をおかけすることもありました。桑田信明先生、福田耕治先生、寝屋川青少年レスリング連盟様、京田辺同志社クラブ様、斑鳩レスリング教室様には、特にお力添え・ご支援いただきましたことを御礼申し上げます。

 4月より、興国高校時代からレスリング競技に携わってきた八木匠を中心に、新たな体制になります。至らぬ点があるかもしれませんが、変わらぬご厚情を賜りますようお願いいたします」