2025年東日本大学女子リーグ戦STIカップは11月23日、東京・自由ヶ丘学園高校体育館で6大学が参加して行われ、日体大が決勝で育英大を3ー2で振り切り、2019年大会以来、4大会ぶり3度目の優勝を遂げた。
参加が6チームになったことで、初めて2ブロック制で行われた今大会。A組は4連覇を目指す育英大、B組は王座奪還を目指す日体大が勝ち上がって決勝で対戦し、育英大が50kg級から2連勝して優位に立ったが、日体大がU23世界選手権優勝の藤波朱理とシニア世界選手権優勝の尾西桜が返して2勝2敗へ。
76kg級は、全日本学生選手権72kg級優勝の藤倉優花(育英大)と62kg級優勝の伊藤渚(日体大)の学生チャンピオン同士の対戦となり、終了間際まで勝敗の行方が見えない大接戦の末、伊藤が4-2で振り切って日体大に勝利をもたらした。今年4月に田南部力監督が就任し、初の大会で優勝を引き寄せた。
3位決定戦は神奈川大が法大を3-2で破り、昨年の最下位をはね返した。
各試合の成績は下記の通り。昨年までの3階級から、5階級で実施された。
| 一覧表 | 予選A組 | 予選B組 | ファイナル |
《個人賞》
【最優秀選手賞】尾西桜(日体大)、【優秀選手賞】清岡もえ(育英大)、【敢闘賞】藤波朱理(日体大)
▼決勝
日体大○[3-2]●育英大
▼3位決定戦
神奈川大○[3-2]●法大
▼1回戦
育英大○[4-1]●東洋大、法大=BYE
▼2回戦
法大○[3-2]●東洋大、育英大=BYE
▼3回戦
育英大○[4-1]●法大、東洋大=BYE
《順位》[1]育英大 2勝、[2]法大 1勝1敗、[3]東洋大 2敗
▼1回戦
日体大○[4-1]●日大、神奈川大=BYE
▼2回戦
神奈川大○[3-2]●日大、日体大=BYE
▼3回戦
日体大○[4-1]●神奈川大、日大=BYE
《順位》[1]日体大 2勝、[2]神奈川大 1勝1敗、[3]日大 2敗