【2025年世界選手権・レビュー（21）】男子グレコローマン55kg級／優勝選手・表彰式・闘いのあと

（2025年9月13～21日、クロアチア・ザグレブ）

【男子グレコローマン55kg級】
ロルア・バフタング（Lolua, Vakhtang＝ジョージア）

　2007年5月10日生まれ、18歳。14歳のときの2021年U15欧州カデット選手権で国際舞台にデビューし、この年は2位で翌年は優勝。昨年のU17世界選手権は60kg級で2位に躍進。

　今年は、55kg級でランキング大会第2戦（アルバニア）2位、欧州選手権3位とシニアの舞台で結果を出し、U20の欧州選手権と世界選手権は60kg級で闘ってともに3位。世界選手権は55kg級で挑み、決勝でU20世界選手権優勝のイラン選手を破って、18歳にして世界チャンピオンに輝いた。

　■ロルア・バフタングの話「しっかり準備してきました。世界選手権に出場するのは初めてでしたが、世界チャンピオンになることができました。だれもが世界チャンピオンになることを夢見ています。そして今、その夢がかないました。

　様々な感情があふれて、全てを言葉で表現するのは難しいです。何と言っていいのか分かりません。闘うためにここに来ました。多くの人が応援に来てくれました。一番大切なのは、まず自分の力と決意で闘うことです」

《1回戦～決勝の成績》＝ブラケット
決　勝　○［9-7］Payam Farzad AHMADI BALOOTAKI（イラン）
準決勝　○［2-2］Muhammet Emin CAKIR（トルコ）
３回戦　○［3-2］Denis Florin MIHAI（ルーマニア）
２回戦　○［VSU、4:26=9-1］Shi, Huoying（中国）
１回戦　　ＢＹＥ

【表彰式】

［1］Lolua, Vakhtang（ジョージア）
［2］Ahmadi Balootaki, Payam Farzad（イラン）
［3］Azizli, Eldaniz（アゼルバイジャン）
［3］Shi, Huoying（中国）
［5］Cakir, Muhammet Emin（トルコ）
［5］Muratbek Uulu, Ulan（キルギス）