(2025年10月26日 / 取材・写真提供=布施鋼治)
■男子フリースタイル97㎏級・吉田アラシ(日大=準決勝でカザフスタンの選手を下して決勝に進出)「シニアの世界選手権からさほどインターバルはなかったけど、コンディションは、よくもなく悪くもなく、という感じでしたね。よすぎると、かえってよくない感じもあるので、ほどほどにできていいのかな、と思います。シニアの世界選手権で3位になったので、U23で負けていたらダメということで、今大会の目標は優勝においています。
決勝までうまく勝ち上がることができて、とりあえずはホッとしています。(準々決勝で対戦したイラン選手について=父がイラン人)やっぱり敵です、といったら変ですけど、勝利を目指すことは当たり前です。周りの目は気になりましたけど、試合が終わってもインスタに悪く書くイラン人はいなかった。応援してくれているイラン人には感謝しています。カテゴリー別の世界選手権に出るのは今回が初めて。セコンドのコーチ陣に世界チャンピオンが2人(高橋侑希、乙黒拓斗)もいるので、本当にありがたく、心強いです。明日の決勝も、今日と変わらず焦らずやっていこうと思います」