(2025年10月25日、セルビア・ノビサド / 取材・写真提供=布施鋼治)
■女子62㎏級優勝・元木咲良(育英大助手=全試合無失点で優勝。グランドスラム達成)「7年前にU17の世界選手権で優勝して、そこからケガや勝てない時期がたくさんあったんですけど、そのたびにたくさんの方々が自分が強くなるために力を貸してくれたり、助けてくれたりしてもらいました。そのおかげで今回でグランドスラムを達成できたと思います。本当にそのおかげだと思います。
すごくうれしい気持ちです。今回は、出発前にU17の世界選手権に向かう前のを思い出しました。あのときはすごくガチガチに緊張して、試合もギリギリの内容だった。今回、心も体もすごく強くなったな、と感じて、自分が成長したと思いました。ケガや負けを通して、感謝の気持ちを知ることができました。自分の弱さを乗り越えることができたからこそ、それが自分の力となった。それが、自分が強くなれた一番の理由だと思います」