10月26日掲載の『【記録】元木咲良(育英大助手)が3人目の「世界グランドスラム」達成』の記事中、4世代の世界選手権優勝選手の男子が今年の世界選手権で優勝したアレクサンダー・コマロフ(セルビア)のみの1選手になっていますが、グレコローマン130kg級のアミン・ミルザザデ(イラン)も達成していました。
UWWデータベースでの同選手(Mirzazadeh, Amin Mohammadzaman)の2015年の記録での氏名が「Mirzadeh, Amin」となっており、誤りが生じました。世界レスリング連盟(UWW)メディア部門もこの事実を把握しておらず、今年の世界選手権のあとイラン協会からの指摘で分かったとのことです。
同選手は2015年世界カデット(現U17)選手権100kg級、2018年世界ジュニア(現U20)選手権130kg級、 2021年U23世界選手権130kg級、2023年シニア選手権130kg級で優勝しており、2023年の段階で4世代の世界一を制しています。2024年パリ・オリンピックは2位で、今年の世界選手権は優勝。2028年ロサンゼルス・オリンピックで「世界グランドスラム」の可能性があります。
【男子】
| No. | 選 手 名 | U17 | U20 | U23 | シニア |
| 2 | アレクサンダー・コマロフ (セルビア) |
2015年 (69kg) |
2017年 (84kg) |
2021年 (87kg) |
2025年 (87kg) |
| 1 | アミン・ミルザザデ (イラン) |
2015年 (100kg) |
2018年 (130kg) |
2021年 (130kg) |
2023年 (130kg級) |